MENU

装備の話! スポーツチャンバラ道 vol.16

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。


Google AdSenseの審査結果が今朝届いてました!


不合格。


まぁ、一発で通過はしないですよね。

はてなブログで通過するにはコツがいるようなので設定を見直して再チャレンジしていきます。。


さて、今回のテーマですが

装備について

書いていきます。


スポーツチャンバラは基本的に服装自由な競技なので、試合の時に必ず身に付けるのは面くらいですね。
数年前に突種目やグランドチャンピオン決定戦のときにはグローブの着用が義務付けられた気もしますが、逆に着用が不可能だった大会も過去にはあるので、今後どうなるかはまだわかりませんね。

現在は3種類の面を選択して購入できると認識しています。

  • 旧面
  • 新々面
  • 新面

ハイレベルな選手を見ると、旧面を黒塗りで使用している選手が多いですね。

お馴染みF選手は、
「黒面を被って勝ち続ければ誰でもカッコいい選手になれる(うろ覚え)」
と迷言を残してました。

これに関しては完全に同意です。笑


もちろんそれだけでなく、透明ガードよりも視野は若干狭くなるものの、反射光が面に入らないので視界がクリアになるメリットはあります。

視野が狭くなるのも、後部の紐をキツめに締めて目穴を顔に可能な限り近づけることで対策できます。

紐は最初はゴム紐が通してありますが、僕が使用しているのは靴紐で、コードストッパーを利用してます。
コートに入る直前に、グッと締め上げるので一種のルーティンにもなっています。


僕は新々面や新面をメインで使ったことはありませんが、長期的に使うと傷がつくことで視界がボヤけてしまうデメリットがあるようですね。


グローブ

手汗をかきやすい選手には必須の装備かもしれません。

スポーツチャンバラ公式グッズの小手も2種類ほど販売されてますが、軍手やバッティンググローブや自転車用グローブなどを代用している選手が多いですね。

公式の小手は使用したことがありませんが、僕が使っているのはバッティンググローブです。


手のひら側が無駄に厚くなく、滑り止めになっていること。手首でキツく絞められることが決め手です。

僕は体質的に手汗をかかないので、グローブは必須ではありませんが、試合前にグローブを着けてピッタリと絞めるのがルーティンになっているので着けた方が良いパフォーマンスを発揮できていると思います。

直接その装備の機能が実力に作用するだけではないのがポイントですね。

アンダーウェア

Tシャツの下に着るインナーです。
個人的にはグローブよりもこちらのほうが大切です。

手汗はかかないものの、腕の汗が手まで流れて剣が滑ることがあるので、アンダーウェアが吸収速乾してくれることでそれを防いでくれています。

Tシャツ1枚の時に感じる背中を汗が流れる感覚もなくなるので快適ですね。

ボトムス

ズボンですね。
数年前までは膝上丈のハーフパンツを好んでました。
広いスタンスで膝の曲げ伸ばしが多いので、膝に引っかかる感覚が嫌いでそれを避けていました。

最近は膝下丈のミドルパンツを中心に履いてます。

文京SCに所属したから文京パンツを履いているというのもありますが、単純にハーフパンツよりシルエットがかっこいいと思ってます。

自分がかっこいいと思える装備を整えることも、セルフコントロールの一部になるので大切ですね。

手拭い

面の下で頭を覆います。

汗対策ですね。
面にできるだけ汗を吸わせないで清潔感を保つ効果もありますし、試合中に汗が流れて目に入ることも防ぎます。

広げた手拭いで頭を覆うのが一般的ですが、ご存知の通り僕は最近は細く三つ折りにして鉢巻のようにしています。

特に深い意味は考えていませんでしたが、そもそも頭頂部は汗をあまりかきませんし、三つ折りにすることで目にかかる可能性が最も高い額の汗をたくさん吸ってくれるメリットがあると思います。

余談ですが世界大会閉会式後に、海外の選手が「お前のタオルの巻き方教えてくれ!」という感じで和柄の手拭いを差し出してきてくれたのはすごく嬉しかったです 笑
一緒に巻いて写真撮りました(^^)


まとめ

スポーツチャンバラの装備について、完全に個人の意見を書いてみました。

どの記事も僕個人の考えであることには変わりありませんが、書き始めたときにはここまで自分語りになるとは思ってなかったんですよ。。

とにかく、

  • 機能性
  • テンション上がるかどうか

この2点を大切にして、自分に合った装備を見つけていくことも勝ちにつながるプロセスであると思います。

具体的などこのメーカーの何を使っているのかも、気になる人がいれば公開しますので、お気軽にご連絡ください!

ではまた!

女性選手の上達! スポーツチャンバラ道 vol.15

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。


朝の通勤電車でテーマを決めて、夜に自宅で内容を書き上げるリズムがなんとなくできてきました。


書きたいことをどんどん書いてしまっているので、毎日投稿の終わりがチラつきますが、可能な限りやっていこうと思います。

コメントや問い合わせフォーム、Twitterに書いて欲しいテーマを投稿してくださると非常に助かります!



というわけで、今回のテーマは質問箱から。

女性選手の上達について

自分が男性なので、あくまで考えを。
また、一番身近にいる文京SCの選手たちや、有名選手を参考に書いていきます!

強い女性選手の特徴

誰を思い浮かべますか?

文京SCの筆頭といったら日本代表にもなったM選手ですね。
長いリーチを活かしつつタイミングをズラす攻撃がとても上手です。
前代表のK選手の指導を受けて、昨日のテーマでも扱った「遠心力」を使った扇打ちを身につけてからますます強くなったようです。

男性選手よりも比較的身長が低い選手が多いレディース 部門では、高身長というのは大きなアドバンテージがありますね。


同じく、一昨年文京SCに加入し、学生大会グラチャン戦常連となったS選手。
M選手と同程度のリーチを持ちながら、大きく踏み込む掬い打ちが強力な武器です。

サークル時代は腕力で剣を振る指導を受けていたことから、攻撃に限界があるようでしたが、「遠心力」を使う振り方を身につけてから、ガードからのカウンターがスムーズになり攻撃に多彩さが見られるようになってます。


どちらの選手もリーチで優位性を持っていることも事実ではありますが、共通して「遠心力」などの腕力以外の「力」を使う振り方を身につけていることが挙げられます。


他に、女性選手の実力者といえば基本動作の代名詞N選手や、男子全学チャンピオンT選手のお姉さんA選手を僕は連想します。

N選手は掬い打ちを多用する印象があります。
掬い打ちは扇打ちよりも「遠心力」の活用を意識しやすいと思うので、遠心力を使えるようになりたい方は掬い打ちから始めてもいいかもしれませんね。

A選手は純粋に腕力が強かったと記憶しています。最近は現役から離れてますが、特に「遠心力」を使わずとも、速い扇打ちを打っていました。
単純に筋力が強いだけでなく、筋力を上手く使うスキルに長けていたんだと思います。

例えば、打ち始めの位置が体から近ければ近いほど、剣にも腕力を乗せやすいので、徹底して身体に近い所で構えるということができていました。


今回挙げた4人の選手について共通していることとしては、
攻撃の質が高い
ということです。

「遠心力」や自身のもつ「腕力」を上手に使い、適切に剣を振れるという前提のもと、
狙うべきタイミングにしっかり当てに行けているから、勝てる選手となれています。


もちろん、攻撃面以外に防御面が非常に優れていて強い選手もいます。

ただそんな選手が多い中で、一本を決めて勝ち続けるためには、ちゃんと決まる攻撃が必要不可欠です。

  • いろいろな「力」を使って剣速を上げる
  • どんなタイミングでの攻撃が決まるのか研究する

この2つを特に意識して質の高い攻撃ができるようになることがとても大切だと思います。


(解説されてしまった選手、迷惑だったら書き換えるので連絡くださいね)


ではまた!

「力」を使って剣を振る! スポーツチャンバラ道 vol.14

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

全国各地で少しずつ練習を再開している道場やクラブが出てきましたね。
安全面に気をつけながら、シーズンに向けて調整をしていきましょう!


さて、今回のテーマは

「力」を使って剣を振る!

です。

剣の振り方、単純なようで意外と奥が深いんですよね。

手の内だったり、手の向きだったり、色々な要素が絡み合いながら僕らは扇打ちや掬い打ちを繰り出していますね。


今回は、手の内とか細かいところは一旦置いといて、剣を振る時に意識すると良いことについて書いていきます。



それは、「力」をうまく使う。ということです。

「力」といってもいろいろあります。

  • 重力
  • 遠心力

特にこの2つが重要だと思っています。

「重力」を使う

遠心力よりも分かりやすいと思います。

僕らは地球で生活しているなら、基本的に常に重力を感じながら生活をしています。

当然、剣にも重力がかかるので、上から下に剣を振り下ろす時には、重力を利用することによって、より効率よく剣を振ることができます。


ただ、何も意識せずに回し打ちをしたり、抑え打ちをしたりすると、重力を利用することはできないかもしれません。

抑えうちは上から下に振り下ろすという側面がある一方で、手前から奥に抑え込みに行く側面もあります。後者の要素が強い抑え打ちは、あまり「重力」を使えている打ちとは言えませんね。


「重力」を使えている打ちの分かりやすい例を2つほど挙げておきます。

上からの扇打ち

2019年全日本チャンピオンのI選手がよく使用する技のイメージです。
前に詰めながら、大きく振りかぶり、上から足を斜めに打ち抜くような攻撃です。

相手目線だと、大きく振りかぶりながら前に詰められたら、面を打たれる気しかしないですよね。

そこから「重力」も使ってまっすぐ足を打ちに来られたら、早すぎて反応できない選手が大半でしょう。

僕も、いいタイミングでこれをやられたら潔く諦めると思います(笑


基本防御姿勢からの足引き面

基本防御姿勢は初めて出した単語ですが、以前の記事で軽く触れた、「足と胴を引いて頭上を剣で守る」ポーズです。
バックステップをしながらこの基本防御姿勢をすれば、大抵の並の選手の攻撃は防ぐことができます。

頭上を剣で守っているので、ここから回し打ちの面を振ることで、自然に「重力」を使うことができます。

単純に、相手の足打ちに合わせて反射で肘を軸にして回し打ちの足引き面を合わせるよりも、綺麗に避けて上手なカウンターの攻撃を合わせられる確率が上がります。

遠心力を使う

こちらのほうが、重力より説明が難しいかもしれません。

というのも、元々はこれは僕の持論ではなく、文京SC前代表のK選手の影響を受けているからですね。

僕なりに僕の言葉で書けることを書いてみます。

まず、大切なことは「腕力だけで剣を振らない・制御しない」ということです。

僕も大学3年生くらいまで、剣の振り方については深く考えず、腕力で剣を振り、制御する戦い方をやってきたし、サークルでは後輩にも指導していました。

しかし、それにはどうしても限界がありました。
出技のようなタイミングが大切な攻撃は得意ではなかったし、特に女子選手の上達が元々の腕力に依存してしまったので、選手全員の上達に貢献できていませんでした。

あのとき、遠心力を使う剣の振り方を知っていれば..と今でも思います。

話が逸れましたが、「遠心力」を使うことを意識することで、腕力に依存しない剣の振り方を身につけられ、腕力に自信がない選手でも適切な剣速を発揮できるメリットがあります。

今回は「意識する」ということが大事!という話なので、細かいところまでは割愛します。

手の内や、肘の使い方、扇うちのスタート位置や軌道、タイミングなど様々な要素を絡ませながら、剣の先端にかかる遠心力を上手く使って剣を振ることができれば、どんなに剣速が速い相手だとしても、上手く出小手を合わせられる可能性が高まる!!

という話だと思って読み終えていただければと思います。


実際、「遠心力」を意識するようになってから僕も剣の握り方や振り方が大きく変わったので、どう変わったのかについてもまたの機会に書こうと思います。


ではまた!

自己分析! Ta1−3のスタイルとは? スポーツチャンバラ道 vol.13

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

初めてのフォームからのお問い合わせに興奮してこの記事を書いています。

 

質問や感想などあれば、ぜひプロフィール欄のフォームからご連絡ください!

もちろん、TwitterのリプライやDM、質問箱も大歓迎です。

 

 

さて、今回のテーマですが、

スタイルの自己分析!

こちらを行なっていきたいと思います。

 

端的に言うと、Ta1−3みたいなスタイルで試合をしたいけど、どうすればいいですか?

と言った感じの質問を頂けたのですよ。

いやー、ありがたい。

 

と同時に、答えるのがとても難しい質問だなと思ったわけです。

 

そんな中で、なんとか自分にできる範囲で真摯に答えたいと思い、考えたのですが、まず自分のスタイルを言語化しないことには何も話せないなと言う結論に至りました。

 

そこで、今回のテーマでの執筆になった流れです。

 

 

前置きはこのくらいで、自分のスタイルについて考えていきたいと思います。

 

 

 

スポーツチャンバラのスタイルについて

「スタイル」という言葉について、触れてみたことはまだなかったと思います。

この言葉の捉え方によって、この後書く内容が大きく変わりそうですが、

今回の記事に関しては、「その選手が高い頻度で選択する選択肢の傾向」として書いていきます。

 

どういうことかというと、攻撃・防御・移動の三側面において、自分が選択する頻度が多い動きを挙げてみます。

 
2018年全日本学生大会あたりで、現在の僕のスタイルが確立したと記憶しているので、それ以降の話です。

 

攻撃の選択肢

  1. フェイント付2ステップ
  2. 対カウンターのカウンター
  3. 出技

3つ挙げるとしたらこれらでしょうか。

1については、2ステップでない場面もあります。1歩で浮きながら前に出ることも。自分から仕掛けに行く技ですね。

2は以前、R剣会の動画に出演した時に話した、出足引き面に代表される技です。

3は言うまでもなく、出小手や出足のような技。

文京SCに加入して練習をしながら、負けるリスクを排除して攻撃のチャンスを増やす戦い方にシフトしていった記憶があります。

 

防御の選択肢

  1. バックステップ
  2. 回避付の出技
  3. 回避付のガード

防御は選択肢がそもそも多くないので、1から高頻度な順です。

やはり以前よりバックステップを多用して、負けるリスクを低減しています。

簡単に解説すると、2はしゃがみ足のような技です。バックステップと出小手を組み合わせるものもこれに当たるかと。

3は足と胴を引きながら面をガードするなどの動作です。幼少期からこのモーションを防御の基本として叩き込まれたので、反射的に行なっています。

 

移動の選択肢

  • ステップ
  • 摺り足

僕の場合、両方使うハイブリッドだと思っています。

昨今、勢いを増している全日本チャンピオンのI選手を前にして、摺り足だけで立ち回ろうなんて勇気はありません。スタミナを消費してでも、ステップを使って負けのリスクを減らそうとします。

最近はどちらの足運びでも、重心をニュートラルから若干後ろ気味にして、スムーズにバックステップに移行できるようにしているタイミングが多いと思います。

選択肢としては普通な感じですが、自分的には足腰の強さが為せる急発進・急制動も大きな武器だと思ってます。(Twitterで実際に触れてくれた方もいました)

進みたいだけ進むことができて、止まりたい時に止まれるというのは際限なく自分の理想の動きに近づけるアドバンテージですよね。

 

 

3つの側面から自分の現在のスタイルを振り返ってみると

リスク低減に徹底しながら、隙を見て仕掛けに行く

ようなスタイルなのかなと思います。

以前よりも単純なスピードに依った2ステップの攻撃などに頼らず、相手の動きをよく見て、隙を見つけたり隙を作らせたりする工夫が増えたと感じています。

他の選手よりも多い場数を踏んで身に付けられたスタイルだとは思いますが、

大事なのは自分がどんなスタイルで試合をしたいのか認識して、

そのためにはどんな技術が必要なのか学び、その技術を身につけるために必要なトレーニングはどんなことなのかを考えることです。

 

 

僕と同じようなスタイルで試合をしたいなら、少なくとも僕と似ている体格は必要になるかと思います。

それが叶わないのであれば、真似できる要素とできない要素をしっかりと判別し、真似をできないところに関しては他にどんなスキルで補えるのか考えて、より自分にあった、強さを発揮できるようなスタイルを探していただければと思います。

 

そのために必要な情報・考え方は引き続き提供していきたいと思いますので、

お気軽にお問い合わせやコメントを利用してください。

 

 

ではまた!

ゲーム性の話! スポーツチャンバラ道 vol.12

こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。


珍しく投稿順とは違う順番で記事を書いています。
まあ、volの数字を変えればいいだけなんですけど、そうはしたくない自分がいます笑

既にvol.13は書き上げていますが、こちらの記事もいいものにできるように頑張っていきたいと思います!


さて、今回のテーマですが、

スポーツチャンバラのゲーム性の話

について書いていきたいと思います。


まず、スポーツチャンバラって面白い競技で、
武道・レクリエーション・スポーツ・ゲーム・エンターテイメントなど、
様々な側面を持っている競技なんですね。


それぞれの選手や指導者によって、どの側面を強く意識しているかは異なります。

どれであるべきと言う意見は立場によっても様々あると思いますし、いずれかの側面に特化した方が、競技としての方向性が定まってみんなで足並みを揃えて競技の発展に取り組めるとも思いますが、あくまでこのブログでは、Ta1−3という一個人が、スポーツという側面に焦点を当てて触れていきたいと思います。


前置きが長くなりましたが、スポーツとしてこの競技に触れることにおいて無視できないものがあります。

勝敗ですね。

敗者がいるから勝者がいる。勝敗があるから優勝者がいます。

勝っても負けても楽しいスポーツではあるわけなんですが、
やはり勝ち続けられるのが一番楽しいですよね。
僕はそう思うから勝ち続けられるように努力しています。


この競技で安定して勝つためには無視できない要素がさらにあります。



審判です。



僕の個人的な考えですが、審判を意識せずに勝利を目指せる競技は、ほぼないんじゃないかと思います。

サッカーで時間を稼ぐために怪我をしたフリをしたり、
ボクシングでKOを諦めてもポイントを稼ぐために有効打をアピールしたり、
どんなスポーツ競技でも、審判にどう見せるかというのは重要なポイントです。


スポーツチャンバラも例外ではなく、
自分が一本を取ったことを審判に認識させられなければ、永遠に勝てないのです。


いかに審判に見えやすい試合をするかを考えるべき
と言ったら聞こえは悪いですが、安定して勝つためには重要な戦略なんです。

逆に、審判に認識されていない攻撃は全て一本ではないと僕は割り切っています。
経験が浅い選手が、「審判に見てもらえなくて勝てなかった」と口をこぼすシーンを何度も見てきましたが、それはただの負け惜しみだと思っています。
そんな選手に「では、審判に見られていなくて、ラッキーで負けなかった試合は一度もないか」と問うてみると、答えは想像できますよね。


もちろん、これは審判が見えていないかどうかという、審判の能力の問題を話しているのではなく、審判に見てもらえる一本を実現できているかという技術的な話です。

試験に合格し、資格を持っていて、率先して大会で審判に携わってくれている方だからこそ、信頼して、割り切って試合ができています。



ここから、審判に見えやすい試合をするための技術について書いていきます。

重要なことはとても単純なんです、

試合中に、無駄に回らない

「無駄に」というのがポイントです。

先日の記事で書いた「大学生スタイル」の選手がわかりやすいですが、試合が始まると同時に、コートを反時計回りに回り始める選手、たくさんいるのではないでしょうか。(右利きの場合)

コーナーに追い詰められにくいというメリットはあるかもしれませんが、果たしてその動き、必要でしょうか。


審判に見えやすい理想の位置取りは、開始直後と同じ、主審と自分と相手が三角形になる位置ですが、それを常に崩し続ける立ち回りは、かえって自分の勝ちの確率を下げてしまっているように思えます。

相手が相当プレッシャーをかけてきて、下がり続ける必要がある場面を除いて、左右移動を極力避けるだけで、審判に見えやすい位置取りができて、一本を取るチャンスがそれだけ増える効果があります。


僕の場合、始まった瞬間、相手が反時計回りに回り始めたら、高い確率で逆方向に移動して動きを止めます。
そこで相手はリズムを崩され、場合によってはそこで生まれた隙を利用して勝てたりもします。


貴方が何も考えずに、とにかく動き続けるべきと思って試合を運んでいるなら、もう一度、どんな立ち回りが自分の勝利の確率を高めてくれるのか、考えてみるとすぐに効果が現れるかもしれませんね。

この記事を、そんなきっかけにしてくれたら嬉しいです。


ではまた!

下半身の強さが重要! スポーツチャンバラ道 vol.11

こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。


ついに10記事を超えてきましたね。

どこまで連続で投稿できるかわかりませんが、ネタが尽きない限りは書き続けようと思います。

ぜひ、お付き合いください!



さて、今回のテーマですが、

下半身の強さはスポーツチャンバラの強さ!

ということで、やっていきます。


以前の記事で、「体幹」が重要って話をしました。

身体のコアを鍛えることで、安定感を手に入れられるという話ですね。


今回は、体幹に加えて「下半身」の筋力についてです。


下半身、鍛えてますか??

筋トレメニューとしては、スクワットや走り込みなんかがイメージしやすいですかね。

スポーツチャンバラで勝つために、特別にこう言ったトレーニングを習慣的に実施している選手は少ないんじゃないかと思います。

どうしてやらないのかというと、

  • 必要性を感じたことがない
  • 面倒くさい
  • 効果が見えにくい
  • 実践練習の方が楽しい

など、いろいろな理由や言い訳があると思います。


ただ、優勝を目指すならやった方がいいです。

これまでに全体的な筋トレの必要性とかも書いてきましたが、
下半身のトレーニングは特に重要だと思います。


僕の強さの理由を自分なりに考えて話すなら、昨日書いた集中力のタイプを把握して最適なコンディションを作れているというのも挙げられますが、下半身の筋力がそこそこ発達しているということも一つの要因なのではないかと思っています。

もちろん、トレーニングで鍛えた部分もありますが、遺伝的要因もありそうです。
昔からスポーツチャンバラをしているというのもあるかもしれませんが、血統的に下半身の筋量が多くなりやすいような気はしています。
つまり天才です。こればっかりは親に感謝です。


冗談はこれくらいにして、下半身の強さの重要性の話に戻ります。


まず、下半身の筋力は体幹と同じように、体勢の安定感に直結します。
体幹が上半身全体を支える時、床と接している下半身が仕事をしていないわけがないですよね。

体の動きをこ○す時、ブレーキをかけるのは下半身ですよね。


下半身は、アクセルでもブレーキでも、攻撃でも防御でも、常に働かせるため、どんなスタイルであっても鍛えておくに越したことはないのです。

特にアクセル。
2ステップなどを利用して前進する時。

普通の2ステップであれば、ハムストリング(裏腿)を使った跳躍力によってどれだけ前に出られるかが決まります。

タイミングや継足の技術によってその効果の大きさは変わりますが、やはり1歩でどれだけ前に進めるのかというのはとても重要なはずです。相手がここまで下がれば大丈夫そうと判断したその距離まで詰めることができればそれだけで勝てるわけですからね。

僕と初めて対戦した選手は、よく「こんなに出てくると思わなかった」と言ってくれます。
もちろん上記の細かい技術もありますが、単純に跳躍力が人並み以上にある自覚は持ってます。

体力テストも小学生の時から立ち幅跳びだけは10点だったのを覚えています。
ボール投げは4点。。
実は運動神経はよくない方なので、こんな情報も誰かの希望になれますかね。。笑


話はそれましたが、結論
下半身は偉大!
体勢を安定させて、勝つチャンスを増やし、安定して勝つために必要な肉体を作り上げていきましょう!

機会があれば、以前の記事で挙げた以外に僕が高校生の時にしていた下半身のトレーニングについても書いていきたいと思いますのでお楽しみに。

ではまた!

集中力の「タイプ」とは? スポーツチャンバラ道 vol.10

こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。


ついに10記事目です!
ここまでお付き合い頂いてる皆様、
本当にありがとうございます。

中途半端に終わってしまった記事も正直、あるので、これから追加情報や、他に書くべき内容を考えて、ここからも良質なサイトを目指していい感じに作り変えていきたいと思います。



とういわけで、今回のテーマですが、

集中力のタイプについて。

このブログを始めた当初から、早く書きたいと思っていたテーマです。


以前、重要な「力」!
ということで「集中力」を挙げた記事を書きました。

そんな集中力ですが、これを最大化するためには、大きく2つのタイプの選手がいると思っています。

あくまで、僕の個人的な感覚やイメージによる分類なので、学術的な根拠等はありません。

何言ってんのかわかんない。という意見が出るのも自然なことだと思いますし、自分はどちらでもないなんて方も普通にいると思います。もしそうでしたら、是非コメントでいろいろな意見を残して頂けると、もっと考えるきっかけになりますので、とてもとてもありがたいです。

では、それを踏まえて僕の考えを書いていきます。


早速、僕が考える2つのタイプはこちらです。

  • ** 高い集中力を維持するタイプ
  • ** 集中力に落差(ギャップ)があるタイプ


なんとなくイメージしていただけるでしょうか。


それぞれの代表的な選手を挙げるとしたら、前者は2018年世界大会の国別戦を共に戦ったF選手。僕は後者だとおもってます。


どういうものなのか、説明します。

高い集中力を維持するタイプについて

試合会場で、招集前とかにイヤホンで音楽を聴いている選手たち、よく目にしますよね。

こういう選手は高い確率でこのタイプだと思います。

1回戦が始まる前から集中力を高め、そのままの状態でコートに入っていく選手。

勝ちへのこだわりが強く、アスリートとはこうあるべきって感じがしますね。

このタイプの選手は一度高めた集中力を維持し続けるため、序盤から安定して戦える性質がある反面、何かのきっかけで集中力が切れてしまった時、元に戻すのに苦労している印象があります。

試合では何が起こるかわからないため、試合の合間に誰かに話しかけられるなど、意図しない状況になった時、次の試合で本来の実力を発揮できない可能性があります。

集中力に落差(ギャップ)があるタイプ

先述にありますが、僕みたいなタイプです。

コートに入るまでは、周りの人と会話をしたり冗談を言ったりする選手、心当たりありますよね。

その中でも、自分はリラックスした状態から一気に集中力を高めるのが性に合っていると自覚がある選手がこれに当てはまります。

僕は試合が始まる直前まで、仲間やライバルと笑いながら話すし、フロアの隅で横になったりしてます。

試合前のリラックスが深ければ深いほど、コートに入るときに高い集中力を発揮できるとわかっているからです。

このタイプは、長時間高い集中力を維持するのが苦手な傾向があると思います。

試合が長時間になると、どこかで集中力が切れてしまう可能性が高いです。

切れてしまったとき、ルーティンなどを利用してすぐに元に戻して戦えれば、実力を発揮できるはずです。

また、僕は練習よりも試合の時の方が強い自覚があります。これは、自分の集中力がどんなときにMAXになるのかを把握していて、その状態を試合の時に作れるようになっているからだと思っています。

集中力をうまくコントロールできれば、試合で本来の実力以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。



このように、それぞれのタイプにはメリットもデメリットもありますが、大事なことは自分のタイプがどちらなのか(または他のタイプなのか)を自覚し、正しい準備をすることだと思います。


試合で本来の実力、または本来の実力以上のパフォーマンスを発揮するため、自身の集中力について考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。



ではまた!