MENU

自己分析! Ta1−3のスタイルとは? スポーツチャンバラ道 vol.13

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

初めてのフォームからのお問い合わせに興奮してこの記事を書いています。

 

質問や感想などあれば、ぜひプロフィール欄のフォームからご連絡ください!

もちろん、TwitterのリプライやDM、質問箱も大歓迎です。

 

 

さて、今回のテーマですが、

スタイルの自己分析!

こちらを行なっていきたいと思います。

 

端的に言うと、Ta1−3みたいなスタイルで試合をしたいけど、どうすればいいですか?

と言った感じの質問を頂けたのですよ。

いやー、ありがたい。

 

と同時に、答えるのがとても難しい質問だなと思ったわけです。

 

そんな中で、なんとか自分にできる範囲で真摯に答えたいと思い、考えたのですが、まず自分のスタイルを言語化しないことには何も話せないなと言う結論に至りました。

 

そこで、今回のテーマでの執筆になった流れです。

 

 

前置きはこのくらいで、自分のスタイルについて考えていきたいと思います。

 

 

 

スポーツチャンバラのスタイルについて

「スタイル」という言葉について、触れてみたことはまだなかったと思います。

この言葉の捉え方によって、この後書く内容が大きく変わりそうですが、

今回の記事に関しては、「その選手が高い頻度で選択する選択肢の傾向」として書いていきます。

 

どういうことかというと、攻撃・防御・移動の三側面において、自分が選択する頻度が多い動きを挙げてみます。

 
2018年全日本学生大会あたりで、現在の僕のスタイルが確立したと記憶しているので、それ以降の話です。

 

攻撃の選択肢

  1. フェイント付2ステップ
  2. 対カウンターのカウンター
  3. 出技

3つ挙げるとしたらこれらでしょうか。

1については、2ステップでない場面もあります。1歩で浮きながら前に出ることも。自分から仕掛けに行く技ですね。

2は以前、R剣会の動画に出演した時に話した、出足引き面に代表される技です。

3は言うまでもなく、出小手や出足のような技。

文京SCに加入して練習をしながら、負けるリスクを排除して攻撃のチャンスを増やす戦い方にシフトしていった記憶があります。

 

防御の選択肢

  1. バックステップ
  2. 回避付の出技
  3. 回避付のガード

防御は選択肢がそもそも多くないので、1から高頻度な順です。

やはり以前よりバックステップを多用して、負けるリスクを低減しています。

簡単に解説すると、2はしゃがみ足のような技です。バックステップと出小手を組み合わせるものもこれに当たるかと。

3は足と胴を引きながら面をガードするなどの動作です。幼少期からこのモーションを防御の基本として叩き込まれたので、反射的に行なっています。

 

移動の選択肢

  • ステップ
  • 摺り足

僕の場合、両方使うハイブリッドだと思っています。

昨今、勢いを増している全日本チャンピオンのI選手を前にして、摺り足だけで立ち回ろうなんて勇気はありません。スタミナを消費してでも、ステップを使って負けのリスクを減らそうとします。

最近はどちらの足運びでも、重心をニュートラルから若干後ろ気味にして、スムーズにバックステップに移行できるようにしているタイミングが多いと思います。

選択肢としては普通な感じですが、自分的には足腰の強さが為せる急発進・急制動も大きな武器だと思ってます。(Twitterで実際に触れてくれた方もいました)

進みたいだけ進むことができて、止まりたい時に止まれるというのは際限なく自分の理想の動きに近づけるアドバンテージですよね。

 

 

3つの側面から自分の現在のスタイルを振り返ってみると

リスク低減に徹底しながら、隙を見て仕掛けに行く

ようなスタイルなのかなと思います。

以前よりも単純なスピードに依った2ステップの攻撃などに頼らず、相手の動きをよく見て、隙を見つけたり隙を作らせたりする工夫が増えたと感じています。

他の選手よりも多い場数を踏んで身に付けられたスタイルだとは思いますが、

大事なのは自分がどんなスタイルで試合をしたいのか認識して、

そのためにはどんな技術が必要なのか学び、その技術を身につけるために必要なトレーニングはどんなことなのかを考えることです。

 

 

僕と同じようなスタイルで試合をしたいなら、少なくとも僕と似ている体格は必要になるかと思います。

それが叶わないのであれば、真似できる要素とできない要素をしっかりと判別し、真似をできないところに関しては他にどんなスキルで補えるのか考えて、より自分にあった、強さを発揮できるようなスタイルを探していただければと思います。

 

そのために必要な情報・考え方は引き続き提供していきたいと思いますので、

お気軽にお問い合わせやコメントを利用してください。

 

 

ではまた!