「重心」の話! スポーツチャンバラ道 vol.20
こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。
ついに20記事目です!
12.3くらいで書くネタが尽きるかなと思ってた部分もありますが、いろいろなところからテーマをご提供くださる方がいて、もらったテーマについて書きながら新たなテーマが思いついたりして、なんだかんだここまで来れました。
皆さんありがとうございます!!
また現時点でお問い合わせフォームからご連絡をくれている方には、すべてメールで返信をしていて、個人的にやりとりをさせてもらいながら色々考えるきっかけとなっております。
僕も非常に助かるので、こんなこと聞いていいのか?という基本的なことでも、遠慮なく質問いただければと思います。
さて、今回のテーマですが、
「重心」について
ご連絡を頂いた選手から、「構え方はどんな感じがいいのか知りたい!」と、真剣にお悩みを寄せていただいたので、真剣に書いていこうと思います。
「構え方」については
- 重心
- 足のスタンス(開く幅)
- 利き手の位置・向き
- 庇い手の位置・使い方
- 足の向き etc
と、考えるべき項目がたくさんあるので、今回は「重心」についてです。
3種類の重心
今回も、大きく3つに分けて考えていきたいと思います。
- 前重心
- ニュートラル
- 後ろ重心
文字通りです。
前足に重心を置く。真ん中に置く。後ろ足に置く。の3つですね。
結論
どれがいいかという話ですが、
(個人的に)ニュートラルがいいと思います。
ただ、その人の体格や戦い方によりけりという部分もあるので、あくまで参考にしてください。
それぞれのメリット・デメリットについて書きますので、考える材料にしていただければと思います。
実は僕はすべてのスタイルを変遷し、結果的に今はニュートラルに落ち着き、これが今の自分的に最強だと思っています。
前重心について
- メリット
・前進での攻撃につなげやすい
・出技を当てやすい
・足打ちを誘いやすい
- デメリット
・足を引きにくい
・膝への負担
・面を狙われやすい
ニュートラルについて
- メリット
・攻防のバランスが良い
・起こりが見えにくい
- デメリット
・良くも悪くも中途半端
後ろ重心について
- メリット
・バックステップしやすい
・継足がバレにくい
・面を狙われにくい
- デメリット
・前進しにくい
・攻撃を誘いにくい
・起こりが見えやすい
思いつくことを書いてみました。
どれも一長一短ありますが、個人的にしっくりくる戦い方としてニュートラルがいいかなと思っています。
というのも、僕はこれまでの選手歴の中で上記全ての「重心」を試合で使ってきました。
〜2012 前重心
2013〜2016 後ろ重心
2017〜 ニュートラル
といった感じです(たぶん)
だんだんと動きに無駄がなくなり洗練されてきてると思います。
繰り返しになりますが、体格などの条件によりどれが適切なのかは変わってくるので、ベストな重心を認識していない選手は、まずいろいろ試してみてはいかがでしょうか。
ではまた!