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空気圧の話! スポーツチャンバラ道 vol.21

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

4日ぶりの更新となり、とても久しぶりな気がします。

 

1ヶ月近く、毎日更新をできていたので、メンテナンスといえども更新しないことに違和感を感じるようになってました。

 

なんとか落ち着いたので、今日から毎日または隔日くらいで更新していけたらと思います。

 

コメント・質問箱・Twitterなどで、リクエストお待ちしております!!

 

 

さて、今回のテーマですが

空気圧の話

ということで書いていきたいと思います。

 

このブログのお問い合わせフォームから連絡をくれた選手からの質問です。

 

「長剣の空気圧はどれくらい入れるのがベストなんでしょうか?」

 

とても気になるトピックですね。

 

競技歴のある選手ほど、感覚でやってしまっているところなので、後輩ができてもしっかり教えていないことNo.1かもしれません。

 

こちらの質問に、複数のポイントを絡めて答えていきましょう。

 

 

結論

入れ過ぎず、少な過ぎずがベスト

 

それがどれくらいなの??って話ですよね。

でもね、文字で書けることではないんですよね。

ここでは、パンパンに入れるのは振りやすいかもしれないけど良くないよ。ってことです。

言わずもがな、空気が不足していると誰でも振りにくくなるので、当然良くないです。

 

 

ということで、可能な限り解説をしてみます。

 

まず、僕がどれくらいの空気圧がいいと考えているか、言葉で説明してみると、

「先端を軽く握った時、1cm凹むくらい」

「スナップを効かせて降ると若干しなるくらい」

と言ったところでしょうか。

 

初めて言語化しようとしてみたので、もっと適切な言い方があるかもしれないです。

もっといい言い回しがあれば教えてください。。

 

 

入れ過ぎの良くない点

質問者さんも指摘していたことですが、

強い選手の中にもパンパンに空気を入れる選手がいることも事実です。

 

代表的なところでいうと、高身長王者Y選手や、全日本チャンピオンI選手あたりはパンパンですね。

 

パンパンに空気を入れることで、腕の動きにダイレクトに長剣がついてきてくれるので、振りにラグができにくいメリットがあります。

 

ただ、デメリットが非常に大きいと思います。

それは、剣が壊れやすいということです。

 

パンパンに空気を入れると、それだけチューブが薄い状態になるので、パンクの原因になります。

 

現に、Y選手は試合の日は毎回7本の長剣を用意すると聞きました。

壊れた時の予備が必要になるからですね。

長剣は安いものではないですし、修理にも限界があるので、壊さないことに越したことはないと思います。

 

 

空気不足の良くない点

空気不足で長剣が壊れやすくなるということはないと思います。

 

ただ、イメージできるように、振りにくさが圧倒的です。

 

速く振っても先端がついて来ず、振りにラグができやすいので戦い方の幅が狭まってしまいます。

 

 

 

空気圧に縛られない長剣の振り方を身につけよう

ちょうどいい加減で空気を入れるのがベストではあるものの、剣の調子によっては常にベストなコンディションで振れるとは限りません。

試合中に若干空気が抜けても、そのまま戦わないといけない場面がありますからね。

 

空気がパンパンでないと実力を発揮しきれないよりも、ある程度どんな空気圧でも上手く剣を振れる方が、負ける要因を削れているので、安定して勝つことにつながります。

 

遠心力・重力、また「脱力」を上手く使い、

その時の長剣のコンディションに合わせた振り方をできることで優勝へと一歩近づけるかもしれません。

 

 

 

ではまた!