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得物別戦い方! 〜二刀編〜 スポーツチャンバラ道 vol.23

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

 

約1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。

サボっていてごめんなさい。。

色々とバタバタとしておりまして、

楽しみにしてくださっている方々には大変申し訳ない限りです。

 

また、高い頻度での更新を心がけて行きますので、

改めてよろしくお願いします!!

 

 

更新していなかった時期にも、質問箱に質問を投げてくれている方がいたので、そちらに回答していきたいと思います!

 

本日はこちら、

二刀の戦い方について

質問者様、ありがとうございます。

大変長らくお待たせしてしまい、本当にごめんなさい。。

 

 みなさん、二刀、好きですか??

 

僕はここ数年は一番好きな種目です。

 

大学1年生の春までは得意種目を小太刀と楯長剣として、本部大会の部内種目は小太刀を選択していたのですが、2015年に大きな波紋を読んだアレが実施されたんですね。

 

グランドチャンピオン戦ルール改定

 

それまで 160cmルールが適用されており、どんな得物で勝ち上がっても楯長剣または二刀でグラチャン戦に出場できていたのが、勝ち上がった得物での出場を義務付けられたタイミングでした。

 

これを機に、小太刀から二刀に転向して以来、二刀にすっかりハマりました。

 

二刀のおもしろさ

どうして二刀が楽しいのか。

やはり戦い方の幅が広いことだと思うんですね。

 

長剣で攻めて小太刀で守るということを基本として、

場合によっては小太刀で攻めてもいいんですね、僕は全くやりませんけど。

 

構えに関して、両手を前/中段に構える選手が多いと思います。

僕も最初はこの構えでやっていましたが、今は違います。

小太刀の位置を全く決めていません。

後ろから前、上から下へとブラブラさせています。

小太刀が常に同じ位置にあるということは、相手に狙うべき場所を悟らせてしまっていると僕は思っています。

また、両手を前/中断にしている構えは身体が閉じ気味になるため、動きにくくなる感じがします。

試しに、両手を前に出した状態と、左手は自由にした状態でフットワークを比べてみてください。おそらく後者の方が動きやすいと思います。

 

常に動き出しやすい状態を保ちながら、いつでもどこでも小太刀で守れる姿勢が大切ですね。

 

もちろん、どれが完璧な正解っていうわけではないから面白いんです。

 

構えだけでなく、両手にもつ二つの得物のどちらで攻撃・防御をしてもいいからこそ、選択肢が多くなり、戦い方の幅が広がり、強さの限界が見えない点が面白いところですね。

 

小太刀の使い方

 今回、質問してくれた方はこちらについて尋ねてくれました。

 

先述の通り、小太刀は防御にも攻撃にも使っていいのですが、

やはり防御メインで使うのが基本でしょう。

 

小太刀でどこを守るかですが、

どこでも守れるようになるのがベストです。

 

両手を前/中段で構える場合は中段〜上段を守りやすいですし、

小太刀を常に足の前に置いておく構えもたまに見ますね。

その時には小太刀を持つ手は掌を前に向けるように構えるのがいいんでしょうか。

扇打ちも掬い打ちも防げると思います。

 

僕がやるように、小太刀の位置を完全に固定しないことで、

いつでもどこでも防げるようにしておくことで、負ける確率をさらに下げられるんじゃないかと思います。

 

また、面の防ぎ方について、

扇面を防ぐには剣を垂直に立て、抑え面を防ぐには剣を水平に寝かせる必要がありますが、

立てるとき、柄は上でも下でもいいし、寝かせるとき、柄は右でも左でもいいんです。

 

上からの面を左手の小太刀で防ぐとき、多くの場合は左手を左肩の上に持ってきて防ぐと思いますが、左手を右肩上に持ってきて、掌を手前に向ける形で防ぐこともできるんですね。

右からの扇面を防ぐ動作からそのまま上からの抑え面を防ぐ形に持っていけるので、こちらの防ぎ方も覚えておくと役立つ時が来るかもしれません。

 

文字だけの説明だと限界がありそうなので、やはりYouTuberになるしか。。

 

 

今回はここまでです。

現行ルールにおいてやはり二刀はグラチャンに一番近い得物と言えますし、

二刀に出場するだけで強豪選手と試合ができるチャンスが爆増するので、

ぜひ一緒に二刀やりましょう!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

ライフスタイルについて! (飲酒/喫煙編)スポーツチャンバラ道 vol.22

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

突然、読者になってくれた人が増えたのか、急に通知されたのか、わかりませんがフォローしてくれた方がいたようです。

 

ありがとうございます!

すごく嬉しい!

 

累計PV数も2500を超えたようで、読んでくれる人がいると思うと大きなモチベに繋がりますね!

 

引き続きよろしくお願いします!

 

 

さて、今回のテーマですが、

ライフスタイルについて(飲酒/喫煙編)

書いていこうとおもいます。

 

僕と直接関わったことがある人は、僕がどうしているかはわかると思いますが、普段は滅多に話さない考えについても触れていきます。

 

 

前提として、どうすべきかって話はしません。

酒は飲みたい人が飲めばいいし、飲みたくなければ飲まなければいいし、タバコも吸いたい人が吸えばいいと思います。

 

 

 

飲酒について

自分が飲みたいだけ飲みます。

 

試合が近かったり、前日だとしても飲みたかったら飲んでます。

 

我慢する方がストレスになって身体に良くないってことにする、酒好きな奴です。

 

試合終了後に飲むビールは格別ですね!

 

特に勝った試合は!

 

練習後に飲むのも好きなので、合宿の練習とかは普段以上にがんばっちゃいますね。

 

ただ、酒を飲むことよりもお風呂に入って寝ることの方が好きなので、普段の練習ではアフターにあまり行かない方かもしれないです。

 

やっぱり合宿や試合のアフターで酒を飲みながらスポチャンの話をするのが楽しいですね。

ただバカになって騒ぐのも好きですが。

 

 

飲むお酒の種類に関しても、どれがいいとかはあまり考えていませんね。

 

最近は減量しようとしているのと、コスパがいいのとで家ではメインでウイスキーを飲んでいて、ビールはたまにって感じです。

 

 

 

喫煙について

吸ったことは1度もないし、これからもないと思います。

 

興味が全くないわけではないですが、吸うメリットがないかなと思って手を出しませんね。

 

お金もかかるし嫌いな人もいるし。

 

自分は周りの人が吸ってても気にしませんが、自分が吸うことはないですね。

 

喫煙すると体力が落ちるとも言いますね。

 

試合中に相手が喫煙者だったら

「喫煙者には負けたくない…」

と思うことはあります 笑

 

勝手にこだわりみたいにもってるだけなので、どうってことはないのですが、勝つための要因の一つになってる可能性はあるかもしれないです。。

 

 

喫煙が習慣になるとお金もかかりますよね。

 

最近倹約が趣味になっているので、喫煙との縁はどんどんなくなっていっている気がします。

 

 

 

まとめ

酒は百薬の長

タバコは百害あって一利無し

 

僕にとってはこれです。

 

自分にとってのどうしたいのか、どうすべきだと思うのかを大事にしましょう。

 

敢えてタバコを吸うことで、僕に勝った時に鼻で笑うってことを目指すのも楽しくていいかもしれないですね 笑

 

 

ではまた!

 

空気圧の話! スポーツチャンバラ道 vol.21

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

4日ぶりの更新となり、とても久しぶりな気がします。

 

1ヶ月近く、毎日更新をできていたので、メンテナンスといえども更新しないことに違和感を感じるようになってました。

 

なんとか落ち着いたので、今日から毎日または隔日くらいで更新していけたらと思います。

 

コメント・質問箱・Twitterなどで、リクエストお待ちしております!!

 

 

さて、今回のテーマですが

空気圧の話

ということで書いていきたいと思います。

 

このブログのお問い合わせフォームから連絡をくれた選手からの質問です。

 

「長剣の空気圧はどれくらい入れるのがベストなんでしょうか?」

 

とても気になるトピックですね。

 

競技歴のある選手ほど、感覚でやってしまっているところなので、後輩ができてもしっかり教えていないことNo.1かもしれません。

 

こちらの質問に、複数のポイントを絡めて答えていきましょう。

 

 

結論

入れ過ぎず、少な過ぎずがベスト

 

それがどれくらいなの??って話ですよね。

でもね、文字で書けることではないんですよね。

ここでは、パンパンに入れるのは振りやすいかもしれないけど良くないよ。ってことです。

言わずもがな、空気が不足していると誰でも振りにくくなるので、当然良くないです。

 

 

ということで、可能な限り解説をしてみます。

 

まず、僕がどれくらいの空気圧がいいと考えているか、言葉で説明してみると、

「先端を軽く握った時、1cm凹むくらい」

「スナップを効かせて降ると若干しなるくらい」

と言ったところでしょうか。

 

初めて言語化しようとしてみたので、もっと適切な言い方があるかもしれないです。

もっといい言い回しがあれば教えてください。。

 

 

入れ過ぎの良くない点

質問者さんも指摘していたことですが、

強い選手の中にもパンパンに空気を入れる選手がいることも事実です。

 

代表的なところでいうと、高身長王者Y選手や、全日本チャンピオンI選手あたりはパンパンですね。

 

パンパンに空気を入れることで、腕の動きにダイレクトに長剣がついてきてくれるので、振りにラグができにくいメリットがあります。

 

ただ、デメリットが非常に大きいと思います。

それは、剣が壊れやすいということです。

 

パンパンに空気を入れると、それだけチューブが薄い状態になるので、パンクの原因になります。

 

現に、Y選手は試合の日は毎回7本の長剣を用意すると聞きました。

壊れた時の予備が必要になるからですね。

長剣は安いものではないですし、修理にも限界があるので、壊さないことに越したことはないと思います。

 

 

空気不足の良くない点

空気不足で長剣が壊れやすくなるということはないと思います。

 

ただ、イメージできるように、振りにくさが圧倒的です。

 

速く振っても先端がついて来ず、振りにラグができやすいので戦い方の幅が狭まってしまいます。

 

 

 

空気圧に縛られない長剣の振り方を身につけよう

ちょうどいい加減で空気を入れるのがベストではあるものの、剣の調子によっては常にベストなコンディションで振れるとは限りません。

試合中に若干空気が抜けても、そのまま戦わないといけない場面がありますからね。

 

空気がパンパンでないと実力を発揮しきれないよりも、ある程度どんな空気圧でも上手く剣を振れる方が、負ける要因を削れているので、安定して勝つことにつながります。

 

遠心力・重力、また「脱力」を上手く使い、

その時の長剣のコンディションに合わせた振り方をできることで優勝へと一歩近づけるかもしれません。

 

 

 

ではまた!

「重心」の話! スポーツチャンバラ道 vol.20

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

ついに20記事目です!

12.3くらいで書くネタが尽きるかなと思ってた部分もありますが、いろいろなところからテーマをご提供くださる方がいて、もらったテーマについて書きながら新たなテーマが思いついたりして、なんだかんだここまで来れました。

 

皆さんありがとうございます!!

 

 

また現時点でお問い合わせフォームからご連絡をくれている方には、すべてメールで返信をしていて、個人的にやりとりをさせてもらいながら色々考えるきっかけとなっております。

僕も非常に助かるので、こんなこと聞いていいのか?という基本的なことでも、遠慮なく質問いただければと思います。

 

 

さて、今回のテーマですが、

「重心」について

ご連絡を頂いた選手から、「構え方はどんな感じがいいのか知りたい!」と、真剣にお悩みを寄せていただいたので、真剣に書いていこうと思います。

 

「構え方」については

  • 重心
  • 足のスタンス(開く幅)
  • 利き手の位置・向き
  • 庇い手の位置・使い方
  • 足の向き etc

と、考えるべき項目がたくさんあるので、今回は「重心」についてです。

 

 

 

3種類の重心

今回も、大きく3つに分けて考えていきたいと思います。

  • 前重心
  • ニュートラル
  • 後ろ重心

文字通りです。

前足に重心を置く。真ん中に置く。後ろ足に置く。の3つですね。

 

 

結論

どれがいいかという話ですが、

(個人的に)ニュートラルがいいと思います。

ただ、その人の体格や戦い方によりけりという部分もあるので、あくまで参考にしてください。

それぞれのメリット・デメリットについて書きますので、考える材料にしていただければと思います。

実は僕はすべてのスタイルを変遷し、結果的に今はニュートラルに落ち着き、これが今の自分的に最強だと思っています。

 

 

前重心について

  • メリット

 ・前進での攻撃につなげやすい

 ・出技を当てやすい

 ・足打ちを誘いやすい

  • デメリット

 ・足を引きにくい

 ・膝への負担

 ・面を狙われやすい

 

ニュートラルについて

  • メリット

 ・攻防のバランスが良い

 ・起こりが見えにくい

  • デメリット

 ・良くも悪くも中途半端

 

後ろ重心について

  • メリット

 ・バックステップしやすい

 ・継足がバレにくい

 ・面を狙われにくい

  • デメリット

 ・前進しにくい

 ・攻撃を誘いにくい

 ・起こりが見えやすい

 

 

思いつくことを書いてみました。

 

どれも一長一短ありますが、個人的にしっくりくる戦い方としてニュートラルがいいかなと思っています。

 

 

というのも、僕はこれまでの選手歴の中で上記全ての「重心」を試合で使ってきました。

 

〜2012 前重心

2013〜2016 後ろ重心

2017〜 ニュートラル

といった感じです(たぶん)

 

だんだんと動きに無駄がなくなり洗練されてきてると思います。

 

 

繰り返しになりますが、体格などの条件によりどれが適切なのかは変わってくるので、ベストな重心を認識していない選手は、まずいろいろ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

ではまた!

ライフスタイルについて!(食事編) スポーツチャンバラ道 vol.19

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

 

初めて、マンガ喫茶的なところで記事を書いているのですが、捗るものですね。

 

前に読んだビジネス書で、作家さんが原稿を書くためだけにホテルを利用したりするとか読んだことがあって、時間を買っているからこそ、やらなきゃいけないという気持ちになれるらしいです。

 

思ったより効果ありました。オススメしておきます。

 

 

さて、今回は質問箱から頂いたテーマについて書いていきます。

ライフスタイルについて

需要あるのか・・・?

と思いました。笑

 

まあ一人でも需要があるなら喜んで書いていきますし、暇な時にでも読んでくれたら嬉しいです。

 

先に言っておきますが、今回は選手として上を目指すために有益な情報はほぼ出ないと思います。

番外編にするか迷いましたが、どこからが番外編なのかという線引きを考えないといけなくなるので、シリーズに組み込んでしまいます。

 

また、学生から社会人になって変化した部分もあるので、所々学生の時と社会人の時それぞれについて書いたりもするので読みにくいかもしれません。

 

以上を踏まえて、気楽に書いていこうと思います。

 

 

 

食事について

  • 学生時代

何も気にせず、食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べてました。

ラーメンが大好物で、多いときは1週間連続で1食以上食べたりしてましたね。

大学1年生から横浜に住んでいるので、美味しいお店が多いんですね。種類も豊富でした。

練習もたくさんしてましたし、どうせ消費できるから何食べてもいいやって感じでした。

大会が近い時期も、特に我慢しませんでしたね。

試合前日には文京の練習に行き、温泉に入り、家系ラーメンを食べるというルーティンも組んでいたので、ラーメンからパワーをもらっていたと言っても過言ではありません。

また、野菜を食べなきゃとかバランスも気にしてませんでした。お金がない時には米さえ食べて腹を膨らませればいいという感じでしたね。朝ごはんも基本的に食べておらず、とても選手としてお手本と言えるような食生活ではありませんでした。

 

  • 社会人時代

学生の時よりマシな食生活になったんじゃないかと思います。

というのも、学生の時とほぼ変わらない、好きなものを好きなだけ(お金の許す限り)、好きな時に食べるという生活を続けていたら、劇的に太ったのです。。学生時代からMAXで10kgほど太りました。運動量明らかに減ってましたし、肉体もピークを過ぎたからか代謝も若干落ちてますしね。

2020年の5月から食生活を見直したのでまだ2ヶ月半ほどしか経っていませんが、MAXから5kgほど減量できました。

  ・食べる量を少し減らす

  ・朝ごはんを食べる

  ・野菜と水分を多めに摂る

この3つを平日に徹底して行っています。

同郷で現在は北海道にいるM選手に勧められた「沼」という食事をしてみたり(詳細はググってみてください、見てくれは最悪ですが、素晴らしい減量食です)、最近は簡単ミネストローネにハマっています。作り方を知りたい方はお気軽にご連絡ください。

 

同じ食事が朝昼晩続いても平気なタチなので続けられているのかもしれません。

週末には相変わらず好きなものを好きなだけ食べてますが、平日の食事制限と筋トレのおかげで減量は順調です。

 

あとは、毎日プロテインを飲んだり、炭水化物を減らしたりしていますね(糖質制限)。

糖質制限については賛否両論ありますが、僕は少し減らすのがベストなんじゃないかと思います。

例えばご飯を食べる時、お粥にして炊けば通常の炊飯よりも水分をたくさん吸って、1合の白米で2.5合分食べたくらいの満足感を得られると思います。

ミネストローネにパスタを入れるときも、できるだけ水分を吸わせることで、100gのパスタで5食分になったりします。

 

また、僕は大の甘党でクレープを買って食べる時には必ずホイップクリームを増量するくらいなんですが、スイーツを食べたい欲が減った気がします。

日頃から食事について気を使うようになったから、食べてしまったらもったいないみたいな自制が働くのかもしれません。

ただ、食べたくなったら食べます。全体の量が減ったからいいんです。

 

 

まとめ

食事はストレスを感じない範囲で制限をするのがいいと思います。

過度に我慢をするのは体に良くないですよね。

ちょうどいい制限を一定期間続けて習慣化できればいいですね。

余談ですが、人間はある行動を21日間継続すると習慣になるらしいです。

どこで聞いた情報かは忘れましたが、まずそれくらい続けてみれば、最初は辛いと思った制限も当たり前になるかもしれません。

 

 

書き始めた段階では、まさか食事だけで一つの記事になると思いませんでした。。

今後の記事で飲酒や喫煙、運動習慣などについても書いていきたいと思います!

 

 

ではまた!

 

 

 

「間合い」の考え方! スポーツチャンバラ道 vol.18

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

 

日々、少しずつですが、質問箱やこのブログの問い合わせフォームから、書いて欲しいテーマや上達するために疑問に思っていることなど、寄せられてきていてすごく嬉しいです!

 

もちろん、PV数が伸びていくことも嬉しいのですが、

こうやって目に見える形で僕の発信が他の選手たちが競技について考えるきっかけになっているというのが至極ですね。

 

直接の連絡でないにしろ、ブログを読んだ後であろう方々のツイートも可能な限り拝見しております。

 

今後もよろしくお願いします!

 

 

さて、本日のテーマですが、昨日の記事と関連しています。

「間合い」の考え方について

考え方なのかコツなのか極意なのか、、書きながら考えていきたいと思います(?)

 

 

さて、特に身長差がある選手同士の試合において「間合い」が非常に重要であるというのは昨日の記事の通りです。

 

その「間合い」をどう捉えて、どう扱うべきなのか。

というのが今回のテーマです。

 

 

結論から書きます。

その瞬間、その間合いがどんな間合いであるのかを認識し続ける

これが大切なんじゃないかと思います。

 

「どんな間合い」という表現を用いましたが、

試合中の間合いにはいくつか種類があります。

細かく分けると結構な数になりそうなので、今回は3つに区切って話を進めます。

細かい分類について知りたい方は自分でよく考えてみてください。

直接聞いてくれたら答えると思うし、書きたくなったら勝手に書きます。

 

 

3種の間合い

  • 安全距離
  • 緊張距離
  • 勝負距離

 

この3つです。

言葉の意味的に、だいたい想像がつくのではないでしょうか。

 

上から、

遠→中→近

ですね。

 

各間合いについて説明していきます。

 

安全距離

お互いにワンテンポで攻撃が当たらない間合いのことです。

ワンテンポというのはいわゆる「一足一刀」のことです。どっちでもいいです。

 

単純な攻撃ではお互いに決まらないので、安全距離に居続ける間はなかなか試合が動きません。

 

試合が始まると意味なく反時計回りにコートを回り続ける選手いますよね。どのタイミングで2ステップなどで距離を詰めるのか図る時間も大切かもしれませんが、無駄にスタミナを消費することにもつながりかねないので、基本的に安全距離を長時間保ち続けるのはあまりメリットがないんじゃないかと思っています。

 

ただ、相手の方が明らかにリーチが長い場合など、安全距離を保つことが重要になる試合も中にはありますし、常に安全距離を保つことによって相手が痺れを切らし不用意に近づいてきてくれることもあるので、こればかりはケースバイケースですね。

 

 

緊張距離

試合が動く間合いのことです。

 

具体的には、どちらか一方の攻撃が届きそうな距離のことを言います。

 

お互いの選手のリーチによりどこからがこの間合いになるのかは変化するので、一概にこのくらいと言うことはできませんが、選手であればなんとなく理解してくれると願いたいです。

 

どこからがこの間合いなのかの判断を誤った時、負けてしまう確率は格段に上がります。

 

相手よりも早い段階で安全距離を保ちつつ、緊張距離がどこからなのかを把握し、

安全距離と緊張距離を絶妙なバランスで近付いたり離れたりをすれば、その試合をうまくコントロールできるかもしれません。

 

 

勝負距離

この間合いは「危険距離」と言うネーミングと迷いました。

お互いの攻撃が次の一手で決まる確率が高い間合いのことなのですが、

自分が危険であるということは相手も危険なんですね。

だから「勝負距離」と呼ぶことにしました。

 

 

昨日取り上げた、F選手やT選手、またオレンジTシャツと黒紺面がよく似合うH選手なんかはこの間合いでの立ち回りが非常に上手いです。

 

彼らに共通して言えることは、

自ら率先してこの間合いを作ることです。(僕の見立てですが)

 

緊張距離では相手が優位に立つ場面が多いからこそ、

あえて勝負距離に引きずり込むことで、間合いのハンデを打ち消し、なおかつ相手よりも場数を踏んで慣れた間合いで戦うことができています。

 

もちろん、この間合いを作る方法はいくつかあります。

2ステップで自分から前に出ることもありますし、遠距離からの攻撃を誘って相手から近づかせることだってあります。

 

いずれにせよ、相手の攻撃だけでなく自分の攻撃も届く間合いをいかに作れるかというところに彼らの工夫と、勝利の極意があると考えています。

 

 

逆に、リーチの長い選手は彼らを相手にする時、いかにして自分の間合い・ステージで試合を運ぶかということが重要ですね。

 

 

 

まとめ

今回は「間合い」について、3つに分類して考えてみました。

  • 安全距離
  • 緊張距離
  • 勝負距離

 

自分がどの間合いで試合を運ぶのが得意なのかを把握し、

試合中にその瞬間、どの間合いに当てはまるのかを考え長ら試合運びをすることで、勝ちの確率を上げられるかもしれませんね。

 

 

皆さんの間合いについての考え方も教えてくれると嬉しいです!

質問箱では書いて欲しいテーマだけでなく感想なども受け付けております。

もちろんお問い合わせフォームやTwitterのリプ・DMも大歓迎です。

 

 

ではまた!

身長差を埋めるには? スポーツチャンバラ道 vol.17

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

 

昨日初めて、毎日投稿を断念してしまいましたが、なんと昨日が1日閲覧数過去最多!累計PV数2000達成!という記念すべき日となりました 笑

 

皮肉なことと捉えることもできるかもしれませんが、素直に喜ぶことにします。

ありがとうございます!!

 

 

さて、今回のテーマですが、質問箱から頂きました。

 

「ブログテーマ:身長差・体格差を埋める闘い方」

もはや質問ではなく、完全にテーマをご提供いただいておりました。。

書いてくれ!という強い意志を感じました。ありがとうございます!

 

 

誠意を持って今回取り上げさせていただきます。

 

 

身長差・体格差ということでしたが、

今回はそれによって生じる「リーチの違い」に焦点を当てて書いていきたいと思います。

 

 

歴代の各種大会のチャンピオンを見ていると、比較的高身長な選手が多いですし、競技の特性上、身長が高く、リーチの長い選手が優位にあるのは誰もが認められる事実であると思います。

 

元世界チャンピオンのロシアのM選手、僕が個人的にアニキとして慕っているY選手なんかはわかりやすい例だと思います。

 

ただ、幸福洗脳Tシャツがよく似合うお馴染みF選手や、どさんこT選手(うちのメンバー含め2名いますね笑)など、身長が比較的高くない中で活躍している選手もいます。

 

そんな彼らが、どうして活躍を続けられるのか、今一度考えてみましょう。

今回は考える時間をとってみたいと思います。

僕が「こうですね」という前に自分の考えを持つことで、それは違うとか、確かにそうだとか、いろんな感想を持っていただければ嬉しいです。改行の間に少しでもいいので考えてみてくださいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

∩`・ω・)ハイッ!!時間です。

ここから僕の考えを書いていきます。

 

 

「間合い」の使い方がうまい

これは先ほど挙げた実力者たちに共通して言えることだと思います。

 

 

僕の経験の話ですが、F選手やT選手(ここでは文京の彼です)に試合で負けた時は、だいたい、カウンターで負けています。

 

攻撃を防がれて打ち返されたり、連擊の間に鮮やかに反撃を当て込まれたりと、僕が攻撃をする瞬間をうまく利用されて一本を決められているのです。

 

その瞬間というのは僕の攻撃が確実に届くであろう間合いなので、いくらリーチ差があろうとも、ここではお互いの攻撃が射程圏内になります。

 

自身の攻撃がしっかり決まる間合いを認識して、相手の攻撃をもらわないように、その間合いに近づく能力がとても高いわけですね。

 

もちろん、カウンターに限らず、2ステップなど急速に間合いを詰めるスキルを伸ばすことも効果的です。

 

ただ、その場合には自分が全く届かない間合いにいながら出技をもらい負けてしまうというリスクも発生します。

相手の研究をしっかりして山を張り、的確なガードを持ってカウンターを決めに行くことも、学生大会や高段位カテゴリなど相手がある程度絞れる試合ならやれないことではないですね。

 

 

だからこそ、逆にリーチが長い側の選手は、いかにして自分だけが届く間合いを保ちながらいかにリスクを低くして試合を運ぶかが重要となります。

 

 

「間合い」についての包括した捉え方については以前から書きたかった内容でもあるので近日中にしっかり書き上げたいと思ってます。

 

 

 

まとめ

身長差から不利な状況を強いられる選手ほど、間合いの管理をしっかりと!

 

自分の攻撃が届く範囲に相手を引き引きずりこむ方法はたくさんあります。

自分が得意な方法を模索することが、直接あなたを勝利に近づけてくれるかもしれません。

 

 

ではまた!