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「間合い」の考え方! スポーツチャンバラ道 vol.18

こんにちは。Ta1−3(タイチサン)です。

 

 

日々、少しずつですが、質問箱やこのブログの問い合わせフォームから、書いて欲しいテーマや上達するために疑問に思っていることなど、寄せられてきていてすごく嬉しいです!

 

もちろん、PV数が伸びていくことも嬉しいのですが、

こうやって目に見える形で僕の発信が他の選手たちが競技について考えるきっかけになっているというのが至極ですね。

 

直接の連絡でないにしろ、ブログを読んだ後であろう方々のツイートも可能な限り拝見しております。

 

今後もよろしくお願いします!

 

 

さて、本日のテーマですが、昨日の記事と関連しています。

「間合い」の考え方について

考え方なのかコツなのか極意なのか、、書きながら考えていきたいと思います(?)

 

 

さて、特に身長差がある選手同士の試合において「間合い」が非常に重要であるというのは昨日の記事の通りです。

 

その「間合い」をどう捉えて、どう扱うべきなのか。

というのが今回のテーマです。

 

 

結論から書きます。

その瞬間、その間合いがどんな間合いであるのかを認識し続ける

これが大切なんじゃないかと思います。

 

「どんな間合い」という表現を用いましたが、

試合中の間合いにはいくつか種類があります。

細かく分けると結構な数になりそうなので、今回は3つに区切って話を進めます。

細かい分類について知りたい方は自分でよく考えてみてください。

直接聞いてくれたら答えると思うし、書きたくなったら勝手に書きます。

 

 

3種の間合い

  • 安全距離
  • 緊張距離
  • 勝負距離

 

この3つです。

言葉の意味的に、だいたい想像がつくのではないでしょうか。

 

上から、

遠→中→近

ですね。

 

各間合いについて説明していきます。

 

安全距離

お互いにワンテンポで攻撃が当たらない間合いのことです。

ワンテンポというのはいわゆる「一足一刀」のことです。どっちでもいいです。

 

単純な攻撃ではお互いに決まらないので、安全距離に居続ける間はなかなか試合が動きません。

 

試合が始まると意味なく反時計回りにコートを回り続ける選手いますよね。どのタイミングで2ステップなどで距離を詰めるのか図る時間も大切かもしれませんが、無駄にスタミナを消費することにもつながりかねないので、基本的に安全距離を長時間保ち続けるのはあまりメリットがないんじゃないかと思っています。

 

ただ、相手の方が明らかにリーチが長い場合など、安全距離を保つことが重要になる試合も中にはありますし、常に安全距離を保つことによって相手が痺れを切らし不用意に近づいてきてくれることもあるので、こればかりはケースバイケースですね。

 

 

緊張距離

試合が動く間合いのことです。

 

具体的には、どちらか一方の攻撃が届きそうな距離のことを言います。

 

お互いの選手のリーチによりどこからがこの間合いになるのかは変化するので、一概にこのくらいと言うことはできませんが、選手であればなんとなく理解してくれると願いたいです。

 

どこからがこの間合いなのかの判断を誤った時、負けてしまう確率は格段に上がります。

 

相手よりも早い段階で安全距離を保ちつつ、緊張距離がどこからなのかを把握し、

安全距離と緊張距離を絶妙なバランスで近付いたり離れたりをすれば、その試合をうまくコントロールできるかもしれません。

 

 

勝負距離

この間合いは「危険距離」と言うネーミングと迷いました。

お互いの攻撃が次の一手で決まる確率が高い間合いのことなのですが、

自分が危険であるということは相手も危険なんですね。

だから「勝負距離」と呼ぶことにしました。

 

 

昨日取り上げた、F選手やT選手、またオレンジTシャツと黒紺面がよく似合うH選手なんかはこの間合いでの立ち回りが非常に上手いです。

 

彼らに共通して言えることは、

自ら率先してこの間合いを作ることです。(僕の見立てですが)

 

緊張距離では相手が優位に立つ場面が多いからこそ、

あえて勝負距離に引きずり込むことで、間合いのハンデを打ち消し、なおかつ相手よりも場数を踏んで慣れた間合いで戦うことができています。

 

もちろん、この間合いを作る方法はいくつかあります。

2ステップで自分から前に出ることもありますし、遠距離からの攻撃を誘って相手から近づかせることだってあります。

 

いずれにせよ、相手の攻撃だけでなく自分の攻撃も届く間合いをいかに作れるかというところに彼らの工夫と、勝利の極意があると考えています。

 

 

逆に、リーチの長い選手は彼らを相手にする時、いかにして自分の間合い・ステージで試合を運ぶかということが重要ですね。

 

 

 

まとめ

今回は「間合い」について、3つに分類して考えてみました。

  • 安全距離
  • 緊張距離
  • 勝負距離

 

自分がどの間合いで試合を運ぶのが得意なのかを把握し、

試合中にその瞬間、どの間合いに当てはまるのかを考え長ら試合運びをすることで、勝ちの確率を上げられるかもしれませんね。

 

 

皆さんの間合いについての考え方も教えてくれると嬉しいです!

質問箱では書いて欲しいテーマだけでなく感想なども受け付けております。

もちろんお問い合わせフォームやTwitterのリプ・DMも大歓迎です。

 

 

ではまた!