フットワークの極意! スポーツチャンバラ道 vol.6
こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。
スキマ時間を使って記事を書き溜めるようになり、読んだことのある漫画を読み返すなど無駄な時間を過ごすことが少なくなりました。
ただ、あまり意気込みすぎるとどこかで燃え尽きそうなので、適度に更新していきたいと思います。
前に書いた記事を読みやすく編集するのも、結構楽しいものですね。
読んでいただいている皆さんに良い記事を届けられるよう、少し頑張っていきます。
これからもよろしくお願いします!
さて、今回のテーマですが、
フットワークの極意です。
大々的に書きましたが、コートの中での移動方法についてです。
移動する時の足運びは大きく分けて2種類あるとしている方が多いのではないでしょうか。
- ステップ
- 摺り足
僕もこの2つかなと思います。
もちろん、ステップといっても前後移動を含むステップだったり、リズムをズラすステップだったり種類がありますし、
摺り足も運び足や送り足などやり方が様々だと思います。
僕は武道をやっていたわけでもないので摺り足に詳しいわけではないです。
ただ、スポーツチャンバラにおいてステップも摺り足も両方使うタイプの選手だと思っているので、それぞれのメリット/デメリットについて書いていきたいと思います。
ステップ
スタンスを広めに取り、足首と膝を使って小刻みに上下運動しながら動くスタイルですね。
僕の認識では、この動きを最初にするようになった選手は元スポレク王者のS選手や2ステップ元祖とも言えるであろうN選手や、アマガミストとF選手あたりなのかなと思ってます。
基本的に一定のリズムで上下運動をしながら、重心が落ちるタイミングで前進する動きというのは無駄がなく、相手に悟られにくいものです。
これがステップの大きなメリットで、2ステップなどの前進に繋げやすいんですね。
また、常に膝や足首といった関節の屈伸運動をしているので、"居着く"瞬間を減らすことができます。
居着くとは、簡単に言うと動かないといけない場面で足と床がくっついてしまって動けない状態のことです。
バレーボールや野球などでボールに反応するために、一瞬ジャンプするという話を聞いたことがありますが、これは居着いてしまうのを防ぐ効果があるようです。
ステップで動いていると、常にこの状態を作れるので、スポーツチャンバラのような常に相手の攻撃を警戒しないといけないスポーツにおいては適した動きだと言えます。
しかし、ステップにもデメリットがあります。
非常に疲れます。
冗談じゃなく、本気です。
仮に、同じくらいの実力・スタミナを持つ選手同士がステップと摺り足をそれぞれ使用して試合をしたらどうなるでしょう。
ほぼ確実に、ステップを使用している選手が先にバテます。
バテる前に試合が決まればいいですが、バテてしまっては負ける確率が格段に上がってしまいますよね。
長期戦になった時、高い確率で致命傷になってしまうのがステップの大きなデメリットです。
摺り足
膝を柔らかく使って、上下運動を極端に減らして移動するスタイルですね。
多くの武道では、摺り足を推奨していると認識しています。
上下運動が少なくなることで、移動や技の起りが小さくなり、相手に察知されにくいというメリットがあります。
また疲れにくいというのも大きいでしょう。
逆に、摺り足を慣れてない選手が行ってしまうと、居着いてしまいやすいというデメリットがあります。
多くの場合、摺り足で移動していると、つま先からかかとまで、べったりと床につくことになります。
ステップは主に爪先で床と接するのに対し、この状態だと脳が動けと指令を出してから足が反応するまでの時間が長くなりがちです。
また、ステップほど大きく前に出にくいというデメリットがあります。
跳躍力を利用したステップに対し、膝関節等を器用に使って重心移動をするため、慣れていないと大きな移動をしにくいと言えます。
このように、ステップにも摺り足にもそれぞれメリット/デメリットがあります。
ちなみに僕は両方とも使います。
場面に応じて適切な動きの選択ができるというのが、勝ち続けるために必要なことだとも思いますので、自分に合った動きを見つけながら、それほど得意ではないけどできないわけではない動きを増やしていって、柔軟に戦える選手を目指していきましょう。
ではまた!