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ゲーム性の話! スポーツチャンバラ道 vol.12

こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。


珍しく投稿順とは違う順番で記事を書いています。
まあ、volの数字を変えればいいだけなんですけど、そうはしたくない自分がいます笑

既にvol.13は書き上げていますが、こちらの記事もいいものにできるように頑張っていきたいと思います!


さて、今回のテーマですが、

スポーツチャンバラのゲーム性の話

について書いていきたいと思います。


まず、スポーツチャンバラって面白い競技で、
武道・レクリエーション・スポーツ・ゲーム・エンターテイメントなど、
様々な側面を持っている競技なんですね。


それぞれの選手や指導者によって、どの側面を強く意識しているかは異なります。

どれであるべきと言う意見は立場によっても様々あると思いますし、いずれかの側面に特化した方が、競技としての方向性が定まってみんなで足並みを揃えて競技の発展に取り組めるとも思いますが、あくまでこのブログでは、Ta1−3という一個人が、スポーツという側面に焦点を当てて触れていきたいと思います。


前置きが長くなりましたが、スポーツとしてこの競技に触れることにおいて無視できないものがあります。

勝敗ですね。

敗者がいるから勝者がいる。勝敗があるから優勝者がいます。

勝っても負けても楽しいスポーツではあるわけなんですが、
やはり勝ち続けられるのが一番楽しいですよね。
僕はそう思うから勝ち続けられるように努力しています。


この競技で安定して勝つためには無視できない要素がさらにあります。



審判です。



僕の個人的な考えですが、審判を意識せずに勝利を目指せる競技は、ほぼないんじゃないかと思います。

サッカーで時間を稼ぐために怪我をしたフリをしたり、
ボクシングでKOを諦めてもポイントを稼ぐために有効打をアピールしたり、
どんなスポーツ競技でも、審判にどう見せるかというのは重要なポイントです。


スポーツチャンバラも例外ではなく、
自分が一本を取ったことを審判に認識させられなければ、永遠に勝てないのです。


いかに審判に見えやすい試合をするかを考えるべき
と言ったら聞こえは悪いですが、安定して勝つためには重要な戦略なんです。

逆に、審判に認識されていない攻撃は全て一本ではないと僕は割り切っています。
経験が浅い選手が、「審判に見てもらえなくて勝てなかった」と口をこぼすシーンを何度も見てきましたが、それはただの負け惜しみだと思っています。
そんな選手に「では、審判に見られていなくて、ラッキーで負けなかった試合は一度もないか」と問うてみると、答えは想像できますよね。


もちろん、これは審判が見えていないかどうかという、審判の能力の問題を話しているのではなく、審判に見てもらえる一本を実現できているかという技術的な話です。

試験に合格し、資格を持っていて、率先して大会で審判に携わってくれている方だからこそ、信頼して、割り切って試合ができています。



ここから、審判に見えやすい試合をするための技術について書いていきます。

重要なことはとても単純なんです、

試合中に、無駄に回らない

「無駄に」というのがポイントです。

先日の記事で書いた「大学生スタイル」の選手がわかりやすいですが、試合が始まると同時に、コートを反時計回りに回り始める選手、たくさんいるのではないでしょうか。(右利きの場合)

コーナーに追い詰められにくいというメリットはあるかもしれませんが、果たしてその動き、必要でしょうか。


審判に見えやすい理想の位置取りは、開始直後と同じ、主審と自分と相手が三角形になる位置ですが、それを常に崩し続ける立ち回りは、かえって自分の勝ちの確率を下げてしまっているように思えます。

相手が相当プレッシャーをかけてきて、下がり続ける必要がある場面を除いて、左右移動を極力避けるだけで、審判に見えやすい位置取りができて、一本を取るチャンスがそれだけ増える効果があります。


僕の場合、始まった瞬間、相手が反時計回りに回り始めたら、高い確率で逆方向に移動して動きを止めます。
そこで相手はリズムを崩され、場合によってはそこで生まれた隙を利用して勝てたりもします。


貴方が何も考えずに、とにかく動き続けるべきと思って試合を運んでいるなら、もう一度、どんな立ち回りが自分の勝利の確率を高めてくれるのか、考えてみるとすぐに効果が現れるかもしれませんね。

この記事を、そんなきっかけにしてくれたら嬉しいです。


ではまた!