MENU

重要な「力」! スポーツチャンバラ道 vol.5

こんにちは。Ta1-3(タイチサン)です。

ついに5記事目、とりあえずの目標としている10記事まで折り返しとなりました。

情報量が少なすぎたり多すぎたりにならないように調整はしておりますが、まだまだ読みにくいと思います。

記事の編集/整理をする時間も今後取れるようにしていきますので、引き続き閲覧していただけると嬉しいです!


さて今回は、強くなるために重要な「力」について。

スポーツチャンバラのことをよく知らない人に紹介する時、「どんな要素(力)が大切なんですか?」と聞かれること、よくありますよね。


イメージしやすいのは「瞬発力」でしょうか。

相手の動きをよく見るために「動体視力」なんかもありますね。

相手が攻撃してきた時、ガードするか退がるかを咄嗟に選択しなければいけないので「瞬時の判断力」なんかもあります。



中でも僕が最も重要だと思っているのは、以前の記事でも書いた通り、「集中力」です。


どうして集中力が大切なのか。

集中が切れた時に、負けてしまう確率が格段に上がるから。単純ですね。


ではその集中力、どうしたら高めることができるでしょうか。



まず、集中力というのは高めようと思ったときに高められるものではないと思います。

「集中力するぞ!」
と思えば集中できる人、なかなかいないんじゃないでしょうか。
もしあなたがそうなら、僕はとても羨ましいです。

「集中する」というのは簡単なようで意外と難しいのです。


そもそも集中しているとはどんな状態でしょうか。

※ここではスポーツチャンバラの試合というすっごく狭い意味での話をします。


試合で集中力している状態とは
「勝つために最も適した精神状態」
のことを指します。

もっと具体的に言うなら
「相手の動きをよく見えており、最適な立ち回り(攻撃・防御・フェイント・移動など全ての動作)を選択できている状態」
のことです。


どこかで経験はないでしょうか

  • 何をすればいいか考えているうちに打たれて負けてしまった
  • 何をしたらいいかわからなくてとりあえず前に出たらその瞬間打たれた
  • 緊張のせいで身体が強張っていていつもの動きができなかった

というようなこと。

他にも要因は考えられますが、概ねこれらは集中力が不足している時に起こりやすいことです。


集中力が切れた時、負けやすいのは上記のようなケースに陥ってしまうということなんですね。

本題に戻ります。
どうしたら集中力を高められるのか。

2つ、重要なポイントがあると思います。

自分がどんな集中力のタイプなのかを把握する

自分がどんな環境なら集中力を発揮できるのかを把握する

この2つがとても大切です。
僕が世界選手権を2連覇できたのも、この2つを自分で納得する形で認識して、その環境を作れるように実践したからと言っても過言ではないと思います。
これらが意味することについて、改めてしっかりと書く機会を近日中に作りたいと思います。



昨日の記事で、バックステップと集中力に関連があるという伏線を貼ったのでその回収は最低限しないといけませんね。

バックステップで負ける確率格段に下げられるというのが昨日の記事でした。
そして、バックステップによる防御そのものが勝つための布石になるという話です。

どういうことかというと、相手の攻撃を防ぎ続けることにより、相手の集中力を削ることができるのです。


バックステップに限らずですが、自分の攻撃がなかなか決まらなくて焦った経験はありませんか?

決め技として放った攻撃が当たらなかった。
届くと思った攻撃が届かなかった。

といった事象が起こると、多くの選手は次のように考えます。

「どうやったら勝てるんだろう?」

こう考えたその瞬間というのは、集中力が完全に欠如していて、負けやすい時なのです。

先ほど書いたように、集中している状態とは
「最適な選択ができる精神状態」
ですので、「どうすればいいんだ?」
という迷いは集中とは程遠いのです。

相手にこう考えさせるためには、ガードなどで防ぎ続けることも効果的ですが、やはりリスクが高い防御手段なので、僕はバックステップをオススメしているというわけです。

長くなってしまいましたが、
負けないため、勝つために「集中力」というのは非常に重要な役割を果たすので、
「集中力を制する者はスポーツチャンバラを制する」
と言っても過言ではないかもしれませんね。


高い集中力を発揮するための条件等については、できるだけ早く書きたいと思いますので、楽しみにしてお待ちください。

ではまた!